2024.02.28

葬儀コラム【喪主編】アフターフォロー

納骨堂とは建物の中で遺骨を保管してくれる場所のことを指します。
主に屋内に設けられることが多く、ひとつの建物の中にたくさんの納骨スペースを備えていて、骨壺のまま収蔵します。
一般的なお墓を『1戸建て』とするなら納骨堂は『マンション』と例えるとわかりやすいかもしれません。
納骨堂が増えている理由として、お墓の承継者がおらずいずれは無縁墓になってしまうことを懸念する方や、子孫に負担をかけないよう手入れが簡単な納骨堂を選ぶ方が多いようです。時代の流れとともにご家族の人数や家庭状況、費用、お墓の継承問題への意識が変化しており、手間が少なく比較的安価な納骨堂は、人気が高まっていると考えられます。

①お墓に比べ費用を抑えられる
一般的なお墓は土地、墓石、工事と100万〜350万円程度かかります。さらに年間管理費がかかりますが、納骨堂であれば1人50万円程度で済むため墓石に比べると費用を抑えることが可能です。
②管理を手間を省ける
一般的なお墓であれば定期的な掃除や草むしりなどが必要です。
納骨堂は室内のため掃除などの手間も省けるのが特徴です。
③室内で快適にお参りができる
室内ですので天候に左右されず快適にお参りができます。
また多くの納骨堂はバリアフリーの建物が多いので高齢者や足の不自由な方でもお参りしやすいです。
④アクセスの良さ
一般的なお墓は比較的郊外に作られることが多いため、距離が遠かったり坂の上など簡単にお参りがしにくいケースもあります。
納骨堂の場合はどなたでも利用しやすいようにアクセスしやすい駅の近くや交通機関の近くにあることが多いです。
⑤継承者の心配がいらない
最近では『墓じまい』という言葉もございます。
墓じまいを検討される方は「お墓の継承者がいない」「無縁仏の心配」などが挙げられます。
納骨堂であればその心配も不要です。初期費用に永代供養料が含まれている場合がほとんどですので継承者がいない方でも安心して依頼が可能です。
①お線香を焚けない場合がある
お墓参りといえばお線香を持参してお参りしますが、火災を防止する観点でもお線香が焚けない場合がありますので各施設のルールを確認しましょう。
②最終的には他の人と遺骨と一緒に合祀される
期間が終了すると最終的には合祀墓へ移されます。他の人の遺骨と混じってしまうため、個別にお参りや他のお墓に遺骨を移したりはできなくなります。
玉泉院は最初から最後までお手伝いさせていただきます。
アフターサポートにも力を入れており、どんな些細なことでもお問合せください!
 

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