2024.02.21

葬儀コラム【喪主編】

大切な方を亡くした際、まずはじめに葬儀社へ連絡し葬儀の準備をはじめなければなりません。葬儀社へ連絡しご遺体を安置すると葬儀の打ち合わせを行い、そこで一番最初に決めるのが日程です。
深い悲しみの中で悔いのないお別れができるように今回は葬儀の日程の決め方や注意点について解説いたします。
通常の家族葬や一般葬では通夜と告別式を別日で執り行いますので、少なくとも逝去日+2日は必要です。また一日葬の場合は通夜を行わないため、逝去日+1日を目安に認識しておきましょう。
葬儀をせずにご都合によりすぐに火葬をしたい方もいらっしゃいます。しかし日本の法律では死後24時間以上経過しないと火葬ができないため、最短でも逝去日+1日が必要です。
会葬者の人数把握が難しく、葬儀社との打ち合わせや会場設営、社内・社外通達、供花・供物、新聞の訃報広告などの関係で規模にもよりますが最低でも逝去日+3日はいただいております。
通夜、葬儀、火葬の日程を決める中で時間の決め方もとても大切です。
以前は一般葬がメインでしたので仕事終わりの弔問者を考慮して通夜開始時間が19時、20時が一般的でしたが、最近は家族葬が多いため17時や18時の通夜が多い印象です。
決まりはないため、遺族親族や僧侶の都合にて時間を決めていきましょう。
一般的には後火葬(葬儀の後に火葬)ですが、熊本では「骨葬」といって午前中に火葬をし、その後会館に戻って葬儀を行う風習もあります。
骨葬の場合は会葬者は顔を見てお別れすることができませんので予め注意が必要です。
葬儀の時間によって集合時間や食事、火葬、解散時間が変動しますので担当スタッフに流れを確認しながら時間を決めていくのが皆様が無理のない範囲で進行できるポイントです。
 
基本的にはご家族の希望する日程を最初に伺いますが、次の都合次第で日程は決定されます。
①菩提寺の都合
僧侶にも都合がありますのでスケジュールの確認が必要です。
どうしても都合が合わない場合は他の僧侶を紹介していただくなどの対処をされることもあります。
②火葬場の空き状況
希望時間の火葬場が埋まっている場合は時間をずらすか日程を変更しなければなりません。
③式場の空き状況
玉泉院では予め別の方の葬儀が入っている場合は最初のご依頼の際にお伝えし、日程の調節または希望会館の近くをご紹介しております。
④遠方の親戚などの到着時間
県外にお住まいの方の到着時間なども考慮して日程、時間を決めましょう。
大切な方が亡くなられた悲しみは計り知れません。時間をかけてゆっくりお別れをしたい方も多くいらっしゃいます。
しかしドライアイスを当てていても故人様のお体の状況は常に変わってまいります。
変わらないお姿でお別れをしていただくために玉泉院では「エンバーミング」を行い最後のお別れを心置きなくできるようご案内しております。
友引に葬儀を行うと親しい人も連れて行かれると言われています。
しかし元々の「共引」にはそのような意味はなく、最近では気にしないという方も多くいらっしゃいますが、親族とのトラブルになることもありますので予め相談や説明を行い、友引人形(身代わり人形)を一緒に棺に入れましょう。
また友引の日に通夜を行うことは特に関係ありません。
皆様が悔いのないお別れをしていただくために私たちはしっかりサポートさせていただきます。
一番最初の打ち合わせが日程決めですが、喪主様やご家族様の気持ちや体調が落ち着いてから打ち合わせを行いますので無理せず担当スタッフにお申し付けください。
 

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