2024.02.14

葬儀コラム【喪主編】


葬儀の際には祭壇に飾られる『遺影写真』ですが、葬儀後も自宅に飾ることが多く子供や孫、先祖代々受け継がれるものです。
しかしご逝去からお通夜までの時間は限られており、写真をじっくりと選ぶことが難しいのが現状です。
作成した後に後悔しないため、あらかじめ準備することをおすすめしておりますが、準備する時間がなく葬儀で遺影写真を作成したが後に写りが良く、より故人様らしい写真が出てきて作り直される方もいらっしゃいます。
今回は遺影に適した写真選びのポイントや写真選びの際にあったよくある質問に答えてまいります!
以前は真面目なキリッとした表情の遺影写真が好まれていましたが、最近は微笑んでいる写真や口を開けて楽しそうな写真を選ばれる方が多いです。皆様から見て故人様らしい写真を選ぶのが良いでしょう。
遺影写真を作成する際には元のサイズから引き伸ばして作成いたします。
現代の加工技術は進歩しており、比較的どんな写真でも綺麗に作成することができますがやはりどうしても限度はあります。

・集合写真などで写真に対して故人様の顔が小さく写っている
目安としては手の親指サイズ以上で故人様の顔がしっかり写っていると綺麗に作成できます。
・ピントが合っていない、ブレた写真
・洋服を差し替える
・背景を差し替える
・洋服のシワやシミを消す
・影や明かりの調節
また普通紙に印刷されたものより写真専用紙に印刷された写真の方が好ましいです。
SDカード、データで保存されている場合はより綺麗に作成できますので担当者までご相談ください!
遺影写真の額縁の色といえば黒をイメージされる方も多いですが、玉泉院ではベーシックな黒の額縁の他にピンクやアイボリー、グレーなど明るい色の額縁もご用意しております。
そのほかにも額縁ではなく折りたたみ式遺影写真なども取り扱っておりますのでご家族のライフスタイルにあった遺影写真選びができます。

葬儀の事前相談の際に写真準備の説明も行いますが半数の方が「最近の写真がない…」と呟かれます。
5年前までの写真を使用するのが一般的と言われていますが、前述の通りご家族が見て元気で一番故人様らしい写真を選ぶのがベストです!
また写真が苦手で、撮る機会がなかったという方も多くいらっしゃいます。
その際には運転免許証やマイナンバーカード、パスポート、さくらカード(熊本)などの顔つき身分証明書でも作成できます。
少し堅い印象を与えますがしっかりと正面を向いている写真ですので十分綺麗に加工ができます。
また思い出の写真が多すぎて悩んでいる方もいらっしゃいます。遺影写真は基本1つですが、12枚前後の写真と故人様の好きな音楽でスライドショーを作成(告別式の際スクリーン上映いたします)、1畳程の大きさの大きなパネルに思い出の写真をコラージュし式場に飾らせていただきます。
写真1枚1枚に故人様との思い出があり、その想いを私たちは大切にしたいと考えております。
ご葬儀の相談や会館見学、些細なことでもお気軽にお問い合わせくださいませ!

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