2024.01.16

葬儀コラム【喪主編】アフターフォロー

近年、お墓はいらないと考えている方も増えており、火葬後の供養の仕様も様々になってまいりました。
前回「墓じまい」について種類やメリット・デメリットをご紹介いたしましたが、今回は墓じまいとは少し違った新しい「お墓の形」についてご紹介いたします。

小さなお墓とは手元供養の一種で室内に設置できる小型のお墓です。
「墓地、埋葬等に関する法律」で許可なく墓地以外の場所に遺骨を埋葬することは禁止されていますが、自宅などに遺骨を安置することは法律的には問題ありません。
 
近年では「お墓の継承者がいない」や「お墓が高額で建てることができない」など、さまざまな理由から、自宅で故人を供養できる小さなお墓についてとても興味を持つ人が増えてきています。

メリットは
・お墓参りに行く手間を省ける
・引っ越しにも対応できる
・管理費やお墓代の費用を抑えられる
・掃除や手入れなど定期的な管理の負担を抑えられる
・ペットのお墓にも向いている
・家族だけの合同墓地の役割
などが挙げられます。特に高齢になってお墓参りが思うように行くことができなくなった方や、引っ越しでお墓参りや管理が厳しくなった方が多く利用されている印象です。
大きさによっては合同墓地として供養することも可能です。
故人を身近に感じながら供養することができるのが一番のメリットではないかと思います。
デメリットは
・親族の理解を得ないといけない
・最終的な保管場所を決めておく必要がある
管理している方が亡くなったときに誰がそのお墓を引き継ぐのかを決めておく必要があり、引き取り先がない場合は「永代供養」か「散骨」を選ばなければなりません。
小さなお墓を選択された場合は事前にその後の事を家族と相談するか、エンディングノートに記載しましょう。
どちらも自宅にあり、故人や先祖のことを思って手を合わせる対象という点では同じです。 しかし、納骨のできる小さなお墓と違い、仏壇は納骨できません。 お墓には遺骨を埋葬しますが、仏壇は仏像、仏具を飾って仏様を祀るものです。 仏壇に手を合わせることは、故人だけでなく仏様にもお参りを行っていると言えるでしょう。
サイズは2寸、4寸、6寸と選べます。
九州の一般的な骨壷のサイズは6寸ですが分骨を行うことで2寸、4寸の小さな骨壷に移し分けることが可能です。
その際には『分骨証明書』を火葬場またはお墓の管理者に申請しましょう。手元で供養する間は必要ありませんが何かしらの理由で遺骨をどこかへ納めなければならなくなった際には分骨証明書が必要になります。

玉泉院は最初から最後までお手伝いさせていただきます。
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