2022.04.18

葬儀コラム【喪主編】

玉泉院 葬儀 家族葬 葬祭

お葬式は、人や時代によって変わっていきます。
知っておきたい基礎知識から素朴な疑問までお答えいたします。
最近は、家族と親族だけで行う家族葬が増えています。ただ、家族葬と一般葬の区別はあいまいで、集まる人数が少なくても会葬者が一人でもいれば、一般葬と同じしつらえが必要となります。
そのほかにも、お葬式をせずに火葬のみを行う直葬や、10名程度で通夜を省略した一日葬なども最近は人気です。


▼このような方に「家族葬」がおすすめ▼
・気兼ねなく家族だけで、故人様を心静かに送りたい方
・集まる人数が少ない方
・親しい方だけでお見送りしたい方

◎メリット
・家族だけで最期をゆっくり見送ることができる。
・近所や会社・団体に気をつかわなくて良い。

×デメリット
・家族が把握していない故人の同僚や知人が、次々自宅に訪問し、家族が対応に困る場合がある。
・お香典が少ないので実質負担が高くつく場合がある。


どちらが故人の最期にふさわしいのか家族揃って考えて選びましょう。
 

喪主は何度もあいさつをしなければならず、初めての方は特に迷われるかもしれません。喪主のあいさつに決まりごとはありません。会葬者の方へのお礼の気持ちを伝えることが大切です。

困ったときの一例として、以下に紹介します。


1)会葬者へのお礼
「本日はお忙しいところ、父・○○の葬儀にご会葬くださいまして、ありがとうございました」

2)故人が亡くなるまでの様子を簡潔に
「この数年、父は入退院を繰り返し、母や家族の介護を受けていましたが、とうとう一昨日、帰らぬ人となりました。痛みや苦しみのない安らかな最後でした」

3)故人になり代わってのお礼
「本日は生前お世話になったたくさんの方々に見送られ、父もさぞかし喜んでいることと思います」

4)今後の支援を願う
「今後とも、故人と同じく、私たち家族に対しても変わらぬご指導ご鞭撻(べんたつ)のほどお願い申し上げます」

5)結びのあいさつ
「出棺に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げ、お礼に代えさせていただきます。本日はまことにありがとうございました」

 

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