2023.09.27

葬儀コラム【喪主編】

近年「終活」や「事前相談」など、葬儀の準備を事前に行う方が増えてきました。
その際に「エンディングノート」という単語を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?ではエンディングノートとは具体的にどんなものなのか、遺言書との違いなど詳しく解説いたします。

 
エンディングノートとはいわば家族へのメッセージをノート形式にしたものであり、また、自分の人生を振り返るものでもあります。
ご自身が認知症になってしまったり、病気や怪我で意識を無くしてしまった時の対処法の願望も書くことができます。また財産の状況、死後の事務手続き、葬儀の希望などを記載することもできます。
ただし、これに法的な拘束力はありません。

 
遺言は、相続関係や子の認定などについて、死後の意思を明確にしておくためのものです。
書式には一定の様式があり遺言できる事柄も定まっています。開封に際しても家庭裁判所の検認が必要になってきます。
「そこまで厳格なものは必要ない」と考える場合はエンディングノートがふさわしいこともあります。

 
エンディングノートに決まった形式はありません。
大学ノートなどに自由に書いても構いません。パソコンで作成することもできますが、改ざんされる恐れもあるため手書きでの作成をおすすめします。
また、玉泉院では事前相談や終活でお越しのお客様へ自社のエンディングノートをプレゼントしています。ぜひお声かけくださいませ!

 
*自分自身の記録
名前、生年月日、本籍地、血液型、遺影に使ってほしい写真、経歴、家系図など
*医療についての希望
病名の告知、延命治療の可否、意識がなくなった時の延命治療の可否など
*認知症になった時や介護についての希望
介護をしてもらう人、介護場所、介護費用
*死亡したとき
連絡用リスト、献体・臓器提供の登録があれば登録先など
*葬儀・法要について
事前相談や葬儀見積もり、決めている葬儀社があれば名前と連絡先を記載しておく
お墓・納骨についての希望
供養・仏壇についての希望など
*財産の記録
預貯金や保険のリスト、不動産、その他遺産・権利、クレジットカード、借入金、支払いローンなど
*各種保険
生命保険、年金保険、傷害保険、火災保険など
*遺言書の有無
有る場合は場所や預け先など
*家族や親戚、友人へのメッセージ

 
エンディングノートは基本的には本人が記入するものですが、家族で話し合い、「もしも」に備えていざという時に慌てず対応できるよう、エンディングノートに残すなどの利用方法もあります。
玉泉院の事前相談ではエンディングノートを無料でお渡しいたします。
残された家族のために、ご自身のために、お葬儀の準備を考えている方はぜひ玉泉院までご連絡ください。
事前相談は無料で365日対応いたしております!

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