2023.08.07

葬儀コラム【喪主編】


2020年頃までは5割が一般葬、4割が家族葬でしたが、近年コロナウイルスの影響もあり家族葬が5割、一般葬が3割と数年でお葬儀の形が大きく変わりました。
終活、お葬儀を考えている方に向けて、家族葬と一般葬の違いやメリット・デメリットをご紹介します。

俗に言う一般葬と家族葬の大きな違いとして、「会葬者の人数」が挙げられます。
一般葬では親戚はもちろんのこと、故人様や親族様の会社関係の方や地域の方、ご友人などお世話になった方が広く参列されます。
家族葬はというと、家族を中心に親族やごく親しい知人・友人だけが参列される少人数で行うお葬儀になります。
おおよその人数の定義としては〜30名程が家族葬の一般的な人数と言われており、玉泉院では家族葬専用の式場・ホールや家族葬専用のプランなども展開しています。

次に家族葬と一般葬の違いとして、多くの方が気になる「葬儀金額」です。
実は金額の違いとしては会葬者の人数に応じてお渡しする「返礼品」と「料理」の数、「式場にあった祭壇金額」が変わります。
そのため葬儀に必要な棺や骨壷、霊柩車、エンバーミング、設営費、寺院奉仕料などは家族葬、一般葬に関わらず必要な費用になりますので、「家族葬の方が安いから!」と考えている方は事前に費用の相談や見積もりなどをとってご家族で相談されることをおすすめします。

家族葬のメリットは、コロナウイルス拡大防止や費用面もありますが親しい身内のみなので気負わず、お別れに集中できることが一番のメリットだと考えられます。
そのほかにも形式にとらわれないお別れや、故人様の希望や家族の思いを反映したオリジナリティ溢れる世界に一つだけのお葬儀にすることもできます。

では家族葬のデメリットは、従来の葬儀に慣れた方たちやご年配の方々の中には、世間体などから家族葬をよく思われない方もいらっしゃいます。
親族の中にもそのような考えの方がいる場合は、お葬儀当日や後々トラブルになることがありますので、事前にしっかりと説明をして了解を得ておくことが大切になります。
また、亡くなったことを知らされておらず、しこりを残すことにもなりかねませんので、遠い親戚や会社関係、地域の方には家族葬である旨を伝え、当日連絡されなかった知人・友人の方には、葬儀が終わった後1〜2週間以内に、死亡通知を行いましょう。

以上が家族葬と一般葬の違いと家族葬のメリット・デメリットでした。
一度きり、大切な方のお葬儀なので皆様にとって悔いのないお別れにしたいですよね。
そろそろお葬儀の準備をしないといけないな…とお考えの方は一度玉泉院の事前相談をご利用ください。葬儀のプロが無料でお見積もりやご相談を承ります。

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