2021.11.30

葬儀コラム【喪主編】アフターフォロー

遺骨は骨壷に入れられ、お墓や納骨堂に納められるものと考える人は多いでしょう。しかし一方で、亡くなった後は生態系の循環の中で、自然に還りたいと考える方もいます。そのような人に人気なのが「海洋葬(散骨)」や「樹木葬」です。



 

海に散骨することを「海洋葬」と言います。(散骨とは、火葬の後、遺骨を粉末にして、主に海へまくことです。)散骨では、墓地や墓石の購入、お墓の管理費などが不要となり、費用の負担が少なくなります。

注意したいことは骨をまく場所です。まず前提として遺骨の粉末化を業者に依頼する必要があり、これを怠ると、遺骨(死体)遺棄罪に触れる可能性があります。海洋において制約がないのは原則的に公海上のみで、海水浴場や港湾、航路、また漁場や養殖海域などへの散骨は不法投棄や汚染防止の違反対象になりえますので気をつけましょう。

玉泉院では、「海洋葬」をそのままお任せできるプランを提供しております。「海が好きだった」「釣りが好きだった」故人の想いを尊重した自由なスタイルの葬儀を可能にいたします。





 

樹木葬とは、墓標としての樹木(シンボルツリー)の根もとに遺骨を埋葬するものです。墓石の代わりに樹木がお墓になります。寺院や霊園などの墓地として許可された場所にしか埋葬できません。寺院境内の樹木墓地などは永代供養付きなので、承継者のいない人や墓じまいをお考えの方にもお勧めです。

玉泉院では、関東の「さくらん墓」に樹木葬をお願いしており、静かな山の中の桜の木の下に納骨いたします。四季折々の変化を楽しみながら、穏やかな気持ちでお墓参りができます。

 

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