【新年に込める供養の気持ち】喪中・新年の過ごし方
大切な人を亡くして初めて迎える新年は、「喪中の新年はどう過ごせばいいの?」と戸惑う方も多いでしょう。今回は新しい年を迎えるにあたり、故人への思いを大切にしながら、穏やかに過ごすためのポイントをご紹介します。
喪中と新年の過ごし方
喪中とは故人様の冥福を祈り、喪に服す期間のことです。一般的に一年間を「喪中」と呼び、四十九日を過ぎるまでの期間を特に「忌中」と呼びます。
お祝い事を控える一方、故人様との絆を深めるための時間は大切にできます。
年賀状喪中はがきと寒中見舞い
年賀状をどうお返しするか迷う方も多いのではないでしょうか?年賀状をお返しする場合、年始は「寒中見舞い」で伝えるのが基本です。松の内(1月7日まで)を過ぎてから立春(2月4日ごろ)までに送り、年賀状を控えていたお詫びと相手の健康を気遣う言葉を添えましょう。
喪中はがきは年末に出すものなので、年明けに届いた年賀状への返礼には使いません。静かな新年の挨拶として、寒中見舞いが最も自然で丁寧です。
新年の挨拶
喪中の期間は、挨拶にも配慮が必要です。「あけましておめでとうございます」などのお祝いの言葉は交わしません。代わりに「今年もよろしくお願いいたします」といった控えめな言葉を使います。
初詣について
新年を迎えると、初詣に出かける方も多いですが、喪中の場合には注意が必要です。特に忌中(四十九日までは)、神社への参拝は控えるのが一般的です。忌明け後の喪中期間は神社参拝をしても差し支えありませんが、気になる場合は控えるのも一つの考え方です。お寺への参拝は、忌中・喪中ともに問題ないとされています。
新年のお墓参り
喪中の新年は、故人を静かに偲ぶ大切な時間です。華やかなお祝いを控えるからこそ、お墓参りを通じて感謝と祈りを伝えることがより深い意味を持ちます。
お墓をきれいに整え、花や故人が好きだった品をそっと手向け、静かに手を合わせることで、亡き人との絆を改めて感じられるでしょう。新しい年の始まりに、故人を思いながら静かに過ごす時間が、心を整え前へ進む力をくれます。
まとめ
喪中期間の新年は、華やかなお祝いではなく、故人様への供養の気持ちを大切にする静かな時間です。形にとらわれず、故人様との思い出を心の中で温めながら、穏やかに新しい年を迎えることが、何よりの供養となるでしょう。
玉泉院では、様々な不安や疑問を解消していただけるよう事前相談や見学会を定期的に開催しております。今回のように喪中の新年はどのように過ごしたら良いのか、ご不安な場合も是非お気軽にご相談ください