【エンバーミングと海外搬送】故人様への尊厳を守り、ご家族に寄り添うサポート
玉泉院では、故人様の尊厳を守り、ご家族が安心してゆっくりとお別れできる時間を提供するため、エンバーミング(遺体衛生保全)の施術を行っております。
近年は国際化に伴い、日本国内での外国籍の方のご葬儀や、海外でお亡くなりになった日本人の帰国搬送のご相談が増えています。玉泉院では、経験豊富なスタッフが高度なエンバーミング技術に加え、煩雑な海外搬送の手続きまでトータルでサポートいたします。
エンバーミングが支える”安心”
エンバーミングとは、ご遺体の消毒・防疫、保存処置に加え、必要に応じて修復や化粧を行う専門技術です。 単なる処置ではなく、ご家族が故人様の存在を肌で感じながら、最期の大切な時間を過ごすための環境を整える「心のケア」でもあります。
ドライアイスを使用せずにお身体の状態を保てるため、冷たさを気にすることなく、生前のように手を握ったり、そばに寄り添ったりすることが可能になります。
- 【男性の場合】:生前のお姿に近づけるヘアセット、ひげや爪のお手入れ、ご希望の服装へのお着替え。
- 【女性の場合】:生前のお姿に近づけるメイク・ヘアセット、マニキュア、お気に入りの衣装へのお着替え。
海外搬送において不可欠なエンバーミング
ご遺体を国外へ搬送する(または海外から日本へ搬送する)際は、国際的な航空規則や検疫規定により、エンバーミング処置が義務付けられているケースがほとんどです。
「住み慣れた母国へ連れて帰ってあげたい」「美しい姿で再会させてあげたい」というご家族の切実な想いに応えるため、エンバーミングは物理的な搬送を可能にするだけでなく、ご遺族の深い慰めとなる重要な役割を担っています。
専門企業「JEC」との強固な連携
セルモ玉泉院では、エンバーミング専門企業である株式会社JEC(ジャパン エンバーミング コーポレーション)と提携しています。JECは1995年創業の国内における先駆者的存在であり、高度な防腐・防疫・修復技術によって、世界基準の安全な搬送とお別れの場を支えています
葬祭ディレクターによるトータルサポート
全国に85会館を運営するセルモグループの葬祭ディレクターと専門スタッフがチームを組み、複雑な行政手続きから大使館との調整、搬送手配、葬儀の施行まで一貫して対応いたします。
海外搬送の具体的なケースとサポート内容
【ケース①】日本から海外へ(送還)
観光で日本を訪れていた際に急逝されたご夫婦のケース。 「一刻も早く夫を母国へ連れて帰りたい」という奥様のご希望に沿い、海外の保険会社や現地の葬儀社と密に連携。弊社でエンバーミングを施し、大使館手続きを経て安全に送還いたしました。
奥様のお声:「初めてのことで戸惑いましたが、スタッフの方が英語で的確にサポートしてくださり、夫の希望を反映した形で見送ることができました。その安心感は計り知れないものでした。」
【ケース②】海外から日本へ(輸入)
海外出張中の事故で亡くなられた女性のケース。 現地で一時的な処置を施され帰国されましたが、お身体の状態が懸念されました。帰国後、改めて弊社のエンバーマーが修復処置を施し、ご葬儀を執り行いました。
ご主人様のお声:「海外での手続き中もオンラインで丁寧に説明していただき、不安が和らぎました。帰国した妻の姿が非常に安らかで美しく、突然の別れでしたが、ようやく現実を受け入れ向き合うことができました。」
多様な搬送形態への対応
海外搬送には、主に以下の2つの方法があります。
1.ご遺体での搬送:エンバーミングを施し、専用の棺(非透過性の内棺など)を用いて航空輸送します。2.火葬後のご遺骨搬送:国内で火葬を行い、ご遺骨として搬送します。
国ごとの規定やご家族の宗教観、ご予算に応じて最適なプランをご提案いたします。
ご遺族の想いに寄り添って
別れは時として、予期せぬ場所で訪れます。それが旅先であっても、遠く離れた異国の地であっても、私たちは「故郷に帰してあげたい」というご家族の願いを形にする責任があると考えています。
玉泉院は、専門知識と確かな技術、そして何より真心を込めた対応で、国境を越えた「最期のお帰り」を全力でサポートいたします。