【こんな時どうする?】台風や災害時、葬儀は延期可能?
大切な方のお別れと自然災害が重なると、「葬儀は予定通りに行わなければならないのか」と迷われる方もいらっしゃいます。そんなときは無理をせず、ご遺族や参列される方の安全を第一に考えることが大切です。
災害時の葬儀、どうする?
大切な方のお別れの時に、思いもよらず自然災害が重なったら、予定通りに執り行えるのか、延期や変更が必要になるのか、下記を判断の目安を押さえておきましょう。
延期を検討する目安
公共交通機関が運休している場合や式場までの移動が危険な場合、ご高齢の方や小さなお子様が参列できない場合などが目安です。また、喪主や故人様を搬送する人が来られない場合、お坊さんや近しい親族が参列できない場合も、延期を考えるタイミングです。
延期を検討したら葬儀担当者へ相談
天候や交通の状況によっては、葬儀を延期することも可能です。ただし、火葬場の予約状況によっては日程変更が難しい場合もあります。そのため延期を検討する際は早めに担当者に相談し、調整の可否や最適な対応方法を確認しましょう。
参列者への連絡
延期を決めた場合は、参列を予定されていた方にできるだけ早く連絡を行います。電話やメールで丁寧に伝え、必要に応じて一斉送信できるツールを活用するのも安心です。「ご不便をおかけしますが、安全を考えて延期いたします」と一言添えると、参列者に安心感が伝わります。
火葬だけ先に行う場合
天候や交通の影響で葬儀や告別式を後日に行い、まず火葬だけ先に済ませることもあります。この場合は火葬場の予約や搬送方法を担当者と確認し、参列できない方への案内も考慮して、後日の葬儀で改めて弔意を示せるよう調整しましょう。
台風や悪天候の中で葬儀を行う場合の注意点
予定通り葬儀を行う場合は、安全を最優先にします。移動や会場での安全を確認し、参列者へ事前に注意を伝えましょう。式場や搬送スタッフと連携し、交通状況や設備を確認した上で、無理のない範囲で進めることが大切です。
まとめ
葬儀は日を改めても心を込めて行うことができます。大切なのは、安心してお見送りができる安全な環境を整えることです。玉泉院では、災害時の緊急対応や日程の相談も承っておりますので、どうぞお気軽にお声掛けください。