2024.08.29

葬儀コラム【会葬者編】

通夜・葬儀に参列した際に喪主やご家族になんと声をかけたらいいのか、言葉使いなどに戸惑う方も多いと思います。
今回はお悔やみの言葉の伝え方やその際に気をつけること、ご遺族にかける言葉などをご紹介します。
お悔やみの言葉は短く簡潔にまとめることが大切です。
例として以下のようなものが挙げられます。
・お悔やみ申し上げます
・ご愁傷さまです
・哀悼の意を表します
・ご冥福をお祈りします
「ご冥福」に関してはキリスト教・神式・浄土真宗では宗派の教えにそぐわないため、使わないようにしましょう。
ご遺族は多くの会葬者の対応をせねばならないため、長々とした挨拶は相手を疲れさせてしまいますので、配慮を持って簡潔にお伝えしましょう。

お悔やみを伝える際に気をつけることは「忌み言葉」を使わないことです。
・重なる
・続く
・再び
・この先も
・大変
・苦しい
など直接的な言葉、不幸が続くことを連想させる言葉や
・たびたび
・重ね重ね
・いろいろ
・くれぐれ
という言葉を繰り返す「重ね言葉」は忌み言葉と言われているため使用は控えましょう。
また、ご家族から話されない限り、病状や死因を聞くのは避けます。
そのほかにもご高齢の方が亡くなった場合、「大往生」という言い方がありますが、参列者が使うのはNGです。お悔やみの言葉としてはふさわしくないとされています。
葬儀のマナーは気にしすぎて他人行儀になりがちですが、故人やご家族との関係性やその時の状況によって変わります。
「自分の立場だったら…」と考え自分の気持ちを伝えることが大事です。

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