2024.08.05

葬儀コラム【喪主編】


最近メディアなどでもよく耳にする【終活】
「私にはまだ早い」と言われる方も多いですが、終活に早すぎるということはありません。
いつ自分の身に何が起こるかわからないのが人生です。
ですが終活に興味はあるけど具体的に何をしていいのかわからないという声もよく聞きます。
今回は終活で準備しておく【自身・家族・友人】についてご紹介いたします。
他にも終活についてたくさんのコラムを出していますので、そちらも是非ご確認ください。
終活とは簡単に言えば「人生が終わる際に満足し安心できるよう、あらかじめ準備を行うこと」です。
その背景には「核家族化が一般的になり、自身の意思を残す場面が少なく、家族や周りに迷惑をかけたくない」という想いから、この意識が顕在化し【終活】という言葉が定着しました。
終活には死後の話だけでなく、認知症や大きな病気にかかった場合のことなども記すことができます。自身の希望や大切な個人情報などをまとめる大事な機会です。
可能であればノートなどに書き残しておくと残された家族もスムーズに手続きを行うことができます。最近は「エンディングノート」という終活に関するノートが販売されていますので、不安な方は「エンディングノート」を購入されても良いかもしれません。
 
終活を始めるにあたって、まずは自身のことについて考えてみましょう。
普段は常用漢字を使っているが戸籍では旧字体が登録されている場合など、自身は知っていても実は子供は知らなかったということもあります。
亡くなった後の手続きで住所の他に本籍地が必要な場合もあります。
昔は運転免許証に記載されていましたが現在の運転免許証には記載されていないため、本籍が入っている住民票を保管するか、しっかり書き残すようにしましょう。
いざという時に家族がすぐに連絡が出来るように職場の名称や所在地、電話番号、FAX番号なども残しておきましょう。

・名前
・生年月日
・血液型
・身長、体重
・住所
・本籍地
・固定電話番号
・携帯電話番号
・FAX
・メールアドレス
・勤務地の名称、所在地、電話番号、FAX番号
いざというときのために真っ先に知らせてほしい人の連絡先も残しましょう。
1人だけでなく3人ほど記しておくと安心です。
マイナンバーカードやパスポート等の公的な管理番号、その他大事な番号の控えを取っておきましょう。紛失したときなどにも役立ちます。
急な病気などのときに普段の健康状態を知っているかかりつけの病院がわかると家族は助かります。薬や自身、家族の病歴なども、病気治療に役立つことがあります。
以前の住所や電話番号で登録した情報を探す際に役に立ちます。
詳しく思い出せない場合は都道府県や市区町村名だけでも書いておきましょう。
現在は電話帳もデジタル化しており紙などに記していない場合があります。
電話番号や住所を記載しておくことでスマートフォンの紛失時などにも役に立ちます。
お付き合いのある親族の連絡先をまとめておきましょう。
家族がみた時にわかりやすいように普段の呼び名や愛称なども記入し、続柄も具体的に書くとわかりやすくなります。
また、親族表の作成や入院、危篤、通夜葬儀に連絡をするか、知らせないかなども記載しておくと家族にもよりわかりやすいでしょう。
大事な友人、知人の連絡先をまとめておきましょう。
間柄も具体的に記入し、普段の呼び名やニックネームを記入し、入院、危篤、通夜葬儀に連絡をするか、知らせないかなども記載しておくと家族にもわかりやすいでしょう。
家族や親族、友人などにメッセージを残す方もいらっしゃいます。
中をみられたくない方は封筒に入れて開かないようにしっかりと閉じましょう。
また遠方の方はあらかじめ住所の記入や切手を貼って家族にもしものことがあったら送ってほしいことを伝えておきましょう。
自身と家族が困らないよういざという時のために誰に何を残しておくべきかしっかりまとめておくことが重要です。
不安なことは私たちにご相談ください。親身になりアドバイスいたします。

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